先月のゼミ旅行でテレビ朝日を訪問した際にお世話になったプロデューサーの方から、テレビ朝日の説明会をご紹介いただいたため、またまたお邪魔させていただきました。
その説明会は「5st!テレビ朝日OB・OG訪問」という名前で、若手社員の方々のお話をうかがうという内容でした。といっても、一方的にお話を聴くのではなくて、就活生がどんどん質問をしていき、それに答えていただくという形式でした。やはり、参加者の皆さんはテレビ局を志す方たちばかりなので、会場はやる気に満ちていました。
質問内容としては、「ESはどのように書かれたのか」とか、「どんな方と働いてみたいですか」など、就活に直結する質問が多かったように思います。そんな中、僕は素朴に「なぜテレビがお好きなのですか」と、ちょっと抽象的すぎるかなと思える質問をしてしまいました。やはり、社員の皆さんもちょっと困ったような素振りをされましたが、丁寧に答えていただき、それが僕の「そもそもテレビが好きという理由だけで働いているのか」という意図を汲み取って答えていただけたので、とてもタメになりました。
今回のOB・OG訪問を通して僕は、就活では採用者の方に自分をきちんと理解してもらい、どう役に立つのかを明確にイメージしていただくことが大切であることを学びました。放送業界というと華やかなイメージが強いため、学生のうちに何かとてつもないことをやり遂げた人が就職できると思い込んでいましたが、そうではなくて、きちんと自分のことを理解した上で、どう自分がその会社に貢献できるのかを具体的に示せてこそ採用者の方に伝わるのだなということが理解できました。その会社で働いている人を知ることは、おのずとその会社が求めている人材をイメージできるため、とても大切なことだなと実感できました。