2015年11月16日月曜日

【2015年ゼミ旅行8】 9/11(金) テレビ朝日見学

 3回の川嶋、長尾です。

 ゼミ旅行最終日の午後AチームとBチームに別れ、テレビ朝日を見学させていただきました。

 まず受付を通りすぐのスペースで芸人の小島よしおさんが打ち合わせをしておられました。
ラッキーでした。

 エレベーターで上階に上がり、政治や社会、経済などの各部署デスクがあるニュースルーム、地震や花粉の情報なども伝えるウェザーセンター、小道具を制作するコーポレートデザインセンター、撮影背景のセットが片づけられているマレジメントスペースなどを見せていただきました。
説明の中で、ニュースルームは様々な情報が飛び交っているためセキュリティが厳重なこと、ウェザーセンターには30名中10名が国家天気予報士さんであり、台風中の夜中でも出社されることなどを教えていただきました。
また、現在では当然のように世界中で使用されているCGテロップですが、なんとテレビ朝日の1979年世界水泳のプール内の国旗のものが世界初であるそうです。

 廊下を歩いていると、窓際や中央には社員の方が自由に使えるような机と椅子がランダムに設置されていて、そこで仕事の打ち合わせや番組の映像編集をされている方もいました。
そして、ガラスで展示品などが置いてあったのですが、そこにはスタジオのセットの100分の1のサイズである模型や、フィギュアスケートのメダル、政治界の有名人の模型人形、社員の名刺デザインなどが置いてありました。セットの模型が制作される理由としては、例えばケーブルを見えないようになど撮影をスムーズに進行するために模型を使って事前に計画を立てるからだそうです。見学している際、実際にオフィス内では5.6人の方がその模型を囲んで、難しそうな顔をしながら話し合いをされていました。

 そして最後に実際にBSの朝番組で使用されている、ミニスタジオにて実際に金円、北尾がアナウンサー、田中、杉山が気象予報士に演じ、キャスター体験を行わせてもらいました。最初にクロマキーセットという人の背景にCGや映像を合成するセットを全員が経験させていただいたのですが、後ろのカーテンのような緑色が映像になると透明になり面白かったです。クロマキーセットのカーテンに緑色が多く使われているのは、緑は人に絶対存在しない色であるからだそうです。
キャスター体験の際には、スタジオに併設されているサブ(副調整室)という映像・音声を調整する場所で、社員の方がゼミ生の原稿を読むのに合わせて、カメラを回したり、映像を差し替えたりなどしてくださいました。

 今回、普段入れないオフィスやセットの中に入れさせていただき、貴重な体験を沢山させて頂きました。テレビ関係に就きたいと考えているゼミ生は目をキラキラさせながら食い入るように話を聞いていたのが印象的でした。私たちにニュースをいち早く伝えてくれる報道は、いつ緊急のニュースが入っても対応できるように裏で24時間体制で会社に寝泊まりしている社員が大勢いるそうです。また、番組一つ作るのにも、セットを考える人やセットを組み立てる人や番組の構成を考える人や音声、映像の調整をする人など、沢山の役割を担った人が大勢います。表には出てこないけれど、裏では沢山の人が関わっていて、その人たちがいることによって番組が成り立ち、私たちのもとへ情報が伝えられるということが自分たちの目で実際に見ることでよくわかりました。


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