2016年1月12日火曜日

12/14(月)山口一郎さん特別講義「サカナクション VISUAL & TALK SESSION」(メディア社会専攻企画)


3回生の横田、鶴間です。

12月14日(月)、サカナクション山口一郎さんによる「VISUAL & TALK SESSION」という特別講義がおこなわれました。FM802「MIDNIGHT GARAGE」のDJである土井コマキさんの司会のもと、映像を観ながら、サカナクションの活動の裏側や、山口さんの音楽に対する考え方を、お話ししてくださいました。


受講者は約500名。産社の学生だけでなく、学外者にも開かれていました。そこで坂田謙司ゼミと飯田豊ゼミの有志およそ30名が学生スタッフとして、会場設営や受付・誘導などのお手伝いをさせていただきました。


事前の打ち合わせでは、FM802およびビクターエンタテインメントの担当者さんと企画内容の相談、学生スタッフの役割などを話し合いました。この打ち合わせの中で、「山口一郎と作る2020年のラジオ番組」という事前課題を受講者に提示することが決まりました。

この打ち合わせをもとに、学内に貼るポスターの制作に加え、学外の方を効率よく誘導するためには、どこにポスターや誘導案内を掲示し、スタッフをどのように配置するかを決めました。当日は、事前に決めておいたシフトにのっとって受付や誘導をおこない、FM802とビクターの方々のご協力もあり、500名の方々を時間内に教室までご案内することができました。
【主な講義内容】
・サカナクションの音楽の届け方
若年層による音楽の視聴方法は、CDよりもYouTubeが主流になってきている。「新宝島」MVの視聴回数が高くなることをあらかじめ意識して、アーティスト写真とMVの衣装と揃えた。音楽の付加価値こそがMVであったり、その中のファッション、ヘアメイクなど。それぞれのプロが携わって、ひとつの音楽を創っている。そのことが日本ではあまり注目されていないから、リスナーがそういう人たちと出会える場所をつくりたかった。それが「NF」。 
・クラブイベント「NF」
「NF」はNight Fishingの略称で、山口さんが釣り好きから名付けられた。夜釣りの楽しみは魚を探すこと。このイベントでは、自分なりの音楽の楽しみ方を探してほしい。音楽だけでなく、その周りのカルチャーであるファッションやアートも、リスナーに体感してもらえるクラブイベントを目指している。
講義の後半には、山口さんとともにパリコレの音楽を手がけたAOKI Takamasaさんも登場。パリコレ本番の様子について、AOKIさん曰く「山口君の手が震えているの初めて見た」とのことで、意外な一面もかいま見ることができました。これからの音楽はどう変わるべきなのか、リスナーとしての態度についても考えさせられました。

飯田ゼミでは今年、ゼミナール大会で音楽やライブに関する研究発表をしたグループもありました。このような大きなイベントに携われたことで、これからの学びに対するモチベーションも大きく上がったと思います。山口さん、AOKIさん、土井さん、お忙しい中、貴重なお話しをありがとうございました。

<写真提供:FM802>

2015年12月27日日曜日

2015年度のゼミナール大会で優勝しました

3回生の川嶋です。

産業社会学部ゼミナール大会の予選が11月10日(火)から19日(木)までおこなわれました。

飯田ゼミからは、ライブ班(上田・鍵山・田中)「対バンライブにおける観客の経験 ―一体感はどのようにして生まれるのか」、だてマスク班(金円・榊原)「だてマスクについての研究 ―若者批判としてのだてマスク」、オタク班(杉山・谷・鶴間・藤森)「コスプレがもたらす人間関係の多層性 ―合わせコスプレの独自性を事例に」、コンテンツーリズム班(横田・橋本・野尻)「『けいおん!』聖地におけるファンの部活動 ―滋賀県豊郷小学校でのインタビュー調査を踏まえて」、音楽班(川嶋・北本・佐野・長尾・平井)「日本ではなぜCDが売れるのか ―インタビュー調査から見る同調性」の5グループに分かれて出場しました。

その結果、音楽班が12月5日(土)の決勝に進ませていただくことになりました。今年は産業社会学部の50周年記念イベントのプログラムに組み込まれていたこともあり、例年よりも多くの聴衆者がいらっしゃいました。そして音楽班はなんと、優勝という結果でした。



飯田先生のご指導は勿論、TAの板倉さんや同期生のゼミ内でのアドバイスのおかげで、この結果に繋がったと考えています。決勝前には昨年優勝された4回生の先輩にもアドバイスをいただき、本当に周りの方々に感謝しています。



現在は1月に学部長表彰に申請予定の論文を作成しているところです。私たち音楽班は発表の仕方が評価されたこともあり、今度は文章だけで内容を十分に伝えられるよう考慮しながら、論文を完成させようと考えています。

2015年12月18日金曜日

12/16(水)糸曽賢志さんの特別講義


3回生の横田です。夏のゼミ旅行でもお世話になった糸曽賢志さんが、特別講義に来てくださいました。

糸曽さんが現在取り組んでおられる事業や、これからのアニメの作り方、売り方などについてお話ししてくださいました。第一線で活躍されている方から最新の動向を聞くことができ、とても有意義な時間となりました。

この後お食事もご一緒させていただき、学生からの質問にもたくさん答えていただきました。

ありがとうございました!


2015年11月16日月曜日

【2015年ゼミ旅行8】 9/11(金) テレビ朝日見学

 3回の川嶋、長尾です。

 ゼミ旅行最終日の午後AチームとBチームに別れ、テレビ朝日を見学させていただきました。

 まず受付を通りすぐのスペースで芸人の小島よしおさんが打ち合わせをしておられました。
ラッキーでした。

 エレベーターで上階に上がり、政治や社会、経済などの各部署デスクがあるニュースルーム、地震や花粉の情報なども伝えるウェザーセンター、小道具を制作するコーポレートデザインセンター、撮影背景のセットが片づけられているマレジメントスペースなどを見せていただきました。
説明の中で、ニュースルームは様々な情報が飛び交っているためセキュリティが厳重なこと、ウェザーセンターには30名中10名が国家天気予報士さんであり、台風中の夜中でも出社されることなどを教えていただきました。
また、現在では当然のように世界中で使用されているCGテロップですが、なんとテレビ朝日の1979年世界水泳のプール内の国旗のものが世界初であるそうです。

 廊下を歩いていると、窓際や中央には社員の方が自由に使えるような机と椅子がランダムに設置されていて、そこで仕事の打ち合わせや番組の映像編集をされている方もいました。
そして、ガラスで展示品などが置いてあったのですが、そこにはスタジオのセットの100分の1のサイズである模型や、フィギュアスケートのメダル、政治界の有名人の模型人形、社員の名刺デザインなどが置いてありました。セットの模型が制作される理由としては、例えばケーブルを見えないようになど撮影をスムーズに進行するために模型を使って事前に計画を立てるからだそうです。見学している際、実際にオフィス内では5.6人の方がその模型を囲んで、難しそうな顔をしながら話し合いをされていました。

 そして最後に実際にBSの朝番組で使用されている、ミニスタジオにて実際に金円、北尾がアナウンサー、田中、杉山が気象予報士に演じ、キャスター体験を行わせてもらいました。最初にクロマキーセットという人の背景にCGや映像を合成するセットを全員が経験させていただいたのですが、後ろのカーテンのような緑色が映像になると透明になり面白かったです。クロマキーセットのカーテンに緑色が多く使われているのは、緑は人に絶対存在しない色であるからだそうです。
キャスター体験の際には、スタジオに併設されているサブ(副調整室)という映像・音声を調整する場所で、社員の方がゼミ生の原稿を読むのに合わせて、カメラを回したり、映像を差し替えたりなどしてくださいました。

 今回、普段入れないオフィスやセットの中に入れさせていただき、貴重な体験を沢山させて頂きました。テレビ関係に就きたいと考えているゼミ生は目をキラキラさせながら食い入るように話を聞いていたのが印象的でした。私たちにニュースをいち早く伝えてくれる報道は、いつ緊急のニュースが入っても対応できるように裏で24時間体制で会社に寝泊まりしている社員が大勢いるそうです。また、番組一つ作るのにも、セットを考える人やセットを組み立てる人や番組の構成を考える人や音声、映像の調整をする人など、沢山の役割を担った人が大勢います。表には出てこないけれど、裏では沢山の人が関わっていて、その人たちがいることによって番組が成り立ち、私たちのもとへ情報が伝えられるということが自分たちの目で実際に見ることでよくわかりました。


2015年11月10日火曜日

2016年度のゼミ選択に関して

飯田です。次年度のゼミの選考結果が本日発表されたかと思います。選考レポートに対して個別に講評を返すことはしませんが、希望者に対しては評価結果を開示しますので、二次選考の参考にしたいという人は連絡をください。

2015年10月29日木曜日

【2015年ゼミ旅行7】 9/10(木)東海大学加島ゼミとの合同ゼミ

 3回生の田中です。
ゼミ旅行3日目の午後は東海大学 加島ゼミのみなさんと合同ゼミを行いました。
わたしたち飯田ゼミ3回生はグループごとに自己紹介を兼ねた研究紹介、それに対しての意見や質問などを加島ゼミの皆さんに頂きました。



 加島ゼミのみなさんには「町田×本屋×大学」と称した本屋を身体・空間・都市の三つの観点から見た研究を発表していただきました。私たちも合同ゼミに備えて複合型書店や現在の書店のかたちについて事前調査をしていたこともあり、その後の質疑応答でも活発な意見交換がみられました。



 研究をする上での学びも多くあり、その後、先ほどの発表を聴いた上でフィールドワークとして、グループに分かれて東京駅 kitte内にあるMARUNOUCHI READING STYLEや、品川駅構内にあるPAPER WALLなどの山手線沿線の書店巡りをしました。

 夜には月島のもんじゃ焼き屋さんに集合し、フィールドワークをした上でのグループ別発表を行いました。監視カメラの数を数えたグループ、客層に注目したグループ、土地に注目したグループと1日で様々な視点から本屋を考えることが出来ました。



 発表の後は打ち上げとして加島ゼミのみなさんともんじゃ焼きを食べました!
終わる頃には加島ゼミの皆さんとも仲良くなり、翌日の自由時間で一緒に浅草観光をした人もいたみたいです。


加島ゼミの皆さん、ありがとうございました!

2015年10月27日火曜日

【2015年ゼミ旅行6】 9/10(木) インフォバーン訪問



 3回生の金円です。私たちは、9月10日の午前中にゼミ合宿として、インフォバーンさんを訪問させていただきました。合宿も3日目でしたが、相変わらずの大雨の中、渋谷からてくてくと歩いて行きました。


 最初は、インフォバーンの会社沿革やWebを取り巻く環境の変遷などをお話していただきました。インフォバーンは、オウンドメディアやコンテンツマーケティングに強い会社であるということがわかりました。



 次に、CVOの小林さんから、「メディアの“いま”と“これから”」について講義して頂きました。インターネット黎明期から既に目をつけられていたということで、メディアの変遷と次のメディアを再考するということについて詳しく聞かせていただきました。メディアとは何であるかという問いに、私たちは「隣にあるもの」だったり「何かと何かを結びつけるもの」と答えましたが、どれも核心を突くものではなかったようで。小林さんはメディアを、影響力だと、粘着性を持った情報の集約だと教えて下さいました。
私が一番興味深いと感じたことは、サービス製品やモノ作りをメディア化する時代が来ているということです。


 小林さんの講義の次は、インフォバーンが行っている具体的な事例を紹介していただきました。クライアントとの密接なコミュニケーションで、オウンドメディアを作り上げていくことは、簡単ではないと思いましたが、すごく楽しそうな雰囲気でした。メディア事業の話では、ネイティブアドを利用したメディアの作成がとても魅力的に感じられました。普段読んでいる、または目にしたことがあるライフハッカーやギズモードが、実は記事形態の広告だと考えるととても面白いし、広告についての見方が変わってくると思います。


今回の訪問で、広告ということだけでなく、メディアやコンテンツについての知識と見解も深めることが出来たと思います。インフォバーンの皆様、訪問を受け入れていただき本当にありがとうございました。

2015年10月23日金曜日

【2015年ゼミ旅行5】 9/9(水) 電通訪問

飯田ゼミ3回生の北本隆雄です。
ゼミ旅行のレポート。今回は電通本社を訪問した時のものを報告します。

 ゼミ旅行の2日目、大雨が降る中で、電通本社がある汐留に到着しました。
本社の雰囲気は「とてもシンプル」という印象で、無駄なものを一切排除したような空間の作りでした。その中でジーパンにTシャツのような「ラフ」な印象の社員のみなさんが歩くという一般的な企業とは全く違うワークスタイルを、ゼミのみんなは、ほんの数分歩いただけで感じ取っていました。

 今回講師をしていただく電通の倉成英俊さんとクリーロバ ナージャさんに挨拶いただき、こちらも自己紹介を始めようとしたところで、お二人からの第一のお題が出ました。

■「自分を西洋人にするとしたら、どんな名前にする?」■




自己紹介代わりに、この答えを発表するというのです。
そこからゼミのみんなは、ウーンと頭をフル回転。

 15分後に始まったプレゼンテーションでは、笑いもあったり、考えさせられるものもあったりと、個性豊かな発表になりました。

■「目の前のお菓子を食べて、感想文を書いてください」■





 二つ目のお題でも、擬音語をたくさん使ってみたり、ポエム調に表現してみたりさまざまなプレゼンになりました。

 その二つのお題を通して常に倉成さんが口にされていたことは
「正しい答えなんて、ない。」
ということでした。

 電通で活躍される方は、いつも「正しい答えがない」仕事に挑戦をされているということ、
そして、それがまた、とても難しいことでありながら、とっても「ワクワク」するということを今回のお題を通して、身をもって知ることができました。

2015年10月22日木曜日

【2015年ゼミ旅行4】 9/9(水) 日本科学未来館訪問

こんにちは、3回生の榊原です。今年の夏に行われたゼミ旅行2日目(9月9日)の自由行動時間に、ゼミの3回生で日本科学未来館へ行ってきました。この日は台風18号の影響で東京は大雨となり、移動が大変でした。
この日は午後に株式会社電通の会社訪問も控えていたため、午前中のみの見学でした。日本科学未来館の常設展示には日本の最先端技術やこれからの私たちの生活について等様々な展示がされており、あまり科学に詳しくない私たちでも科学に興味を持てるような貴重な体験をしました。特に印象に残ったのは2050年の暮らしを考える展示です。実際に街をのぞき、2050年では、どのような科学技術に支えられて生活を送っているのかを知ることができます。科学技術のことを知るだけでなく、それをどのように生活と結びつけて考えるかという展示の仕方がとても勉強になりました。

(写真1 シンボル展示のGeo-Cosmos)


また、常設展示ではない企画展として、「ポケモン研究所~キミにもできる!新たな発見~」が開かれており、そちらにも行ってきました。              
この企画展は、自分が研究者の一員としてポケモンを調査することで、実際の科学研究と同じような過程を体験できるというイベントです。これには、日本を代表するコンテンツであり、子供から大人まで幅広い支持層を持つポケモンとなかなか親しみにくい科学研究を結びつけることで、少しとっつきにくいイメージのある科学研究をより親しみやすいものにしようとする狙いがあるそうです。実際に私たちもポケモン研究員となり、ポケモンの調査をしてきました。

イベントスペースの中に入ると一つモンスターボールが貰うことができ、その中にいるポケモンを考えるという内容で、会場内においてあるさまざまな調査機器を使ってポケモンを観察しました。具体的には、鳴き声や足跡、さらにはそのポケモンが覚えるワザ等を調査し、それらの情報をもとにどんなポケモンがモンスターボールに入っているかを考えます。体験する前は私たちの研究にあまり関係しないのではないかと思いましたが、得られた調査結果から何かを考えるという過程は科学研究だけでなく、私たちの研究にも通ずるところがあると感じました。






(写真2上 ポケモン研究所入口)
(写真2下 受け取ったモンスターボールの一種)


自分たちの研究に直接関係のあるものばかりではありませんでしたが、学ぶことの多い見学になりました。また機会があればゆっくり見学したいと思います。

2015年10月21日水曜日

【2015年ゼミ旅行3】 9/8(火) あしやまひろこさんとの夕食会

  3回生の谷です。私たちは、9月8日の夕食に、女装文化研究者のあしやまひろこさんを招いた夕食会をしました。あしやまひろこさんとは、私が所属するグループ研究のメンバーとフィールドワークのため、夏のコミックマーケットを訪れた際に、香りをテーマとした作品を出品しており、その際にご挨拶をしていたので、私個人としてはお会いするのは今回で二度目となりました。夕食会ではゼミ生皆にやさしく話しかけて下さり、また、私たちのために資料を用意して下さり、とても親切にしてくださいました。

  あしやまさんは夕食会の際、「女子高生のにおい」について話をしてくださり、これは夏のコミックマーケットでも販売されていたそうです。

以下は夕食会の写真になります。



2015年10月15日木曜日

【2015年ゼミ旅行2】9/8(火) 廣川淳哉さんによるゲスト講義

3回生の鍵山です。ゼミ合宿1日目の9月8日は、東京キャンパスに廣川淳哉さんに来ていただき、お話をしていただきました。廣川さんは『BRUTUS』『日経デザイン』『Pen』などの紙媒体で編集や執筆の仕事をされている一方で、最近では「オウンドメディア」と呼ばれる企業独自のウェブサイトの企画運営など、いろいろなことをされています。

 「編集」という仕事に興味はあるもののどういうものなのかがよくわかっていなかったのですが、どの情報を優先するか、写真にするかイラストにするか、などの枠組みをつくることが編集だとおっしゃっていました。また、そこにテーマに合わせたテキストを書いていくのがライターとしての仕事で、編集もライターも、どちらも全体像を理解しておくことが大切なのだと感じました。また、BRUTUSなど号によってさまざまなジャンルを特集するにあたって、自分の好きなものにつなげていくことでより楽しめるとおっしゃっていました。たとえば、車の特集+自分の好きなもの(コーヒー)=車でコーヒーを買いに行くコーナー、というふうにつなげていくそうです。
また、企業のホームページを作ったり宣伝をする際に、社員など内部の人だと知りすぎていて客観的に見られないこともあるそうです。外部の人に依頼することで一消費者としての視点を入れることも大切なのかなと思いました。

 他にも、車の歴史についての展覧会など、編集やライターとは異なる分野も手がけられていますが、これらの仕事に共通しているのは、イメージやコンセンプトを作っていくことだそうです。「編集者は編集をする」「ライターは文章を書く」というイメージをもっていたのですが、特定の分野だけでなくさまざまな仕事をされているのがとても印象に残りました。

2015年10月13日火曜日

【2015年ゼミ旅行1】9/8(火) 糸曽賢志さんによるゲスト講義

 3回生の橋本です。
9月8日(火)、2015年度飯田ゼミ旅行は、立命館大学東京キャンパスにて、糸曽賢志さんの講義からスタートしました。

糸曽賢志さんは、エンタテインメント作品の制作を手掛ける、株式会社KENJI STUDIOの代表取締役です。現在は、アニメーションや実写映像、ミュージッククリップ等の企画・演出・プロデュースなどを行う一方で、大阪成蹊大学や早稲田大学にて、教員として研究にも従事しておられます。


糸曽さんは、自分が関わってきた作品や生み出していった作品の話を、様々なエピソードと共にお話してくださいました。お話を聞いていて、とにかく思ったのは「なんてアクティブな方なんだろう!」というとこと。糸曽さん曰く、人間は二種類いて、じっくり考えてから行動する人と、考えるよりも先に行動する人がいるそう。糸曽さんは後者。どちらにもメリット・デメリットがあり、じっくり考えてから行動する人は、失敗することは少ないが、予想の範囲内で動くので大成功することも少ない。一方、考えるよりも先に行動する人は、失敗はかなり多いが、予想もしない大きな成功につながるとのこと。
 

 携わってこられた作品の話を聞くと、たくさんの成功を収められているように思いましたが、失敗談も山ほどあるとのこと。何か大きなことを成し遂げるには、多くの失敗はつきもので、それを恐れてはいけないのだなと思いました。

  また、現在のアニメの作り方の変化についてもお話していただきました。「手書きアニメがこの先は無くなってしまうかもしれない」という情報には、みんな驚きでした。普段、当たり前のように見ているアニメには、日々様々な技術的な変化が起きているのだなと感じました。


 軽快な口調で、様々なエピソードをお話してくださった糸曽さん。たくさん身になる話を聞かせて頂きました。ゼミ旅行スタートからとても濃厚な時間だったと思います。

2015年6月26日金曜日

ゼミ募集関連情報

飯田ゼミの2016年度募集に関して、ガイダンスやオープンゼミナールの日程は次のとおりです。

【ガイダンス】
 7月8日(水)12:15〜12:55 以学館33号教室
 7月15日(水)12:15~12:55 以学館33号教室
※同内容です。

【個別面談】
 随時。当面は月~木曜。メールで申し込んでください。グループ面談も可。


【オープンゼミナール】
 7月1日(水)5限 以学館37号教室
 7月8日(水)5限 以学館37号教室
 7月15日(水)5限 以学館37号教室
※いずれも「専門演習」(3回生ゼミ)。予約不要。同時間帯に講義が入っていて参加できない人は、木曜5限の「卒業研究」(4回生ゼミ)を見学していただくこともできます。メールでご相談ください。

2015年4月12日日曜日

新年度のご挨拶


飯田です。遅ればせながら、新年度が明けました。

この春、飯田ゼミは1期生を送り出しました。学部長表彰制度においては、論文部門(卒業研究の部)で、「「アニメ聖地巡礼」を用いた地域活性化の行方 ―『花咲くいろは』と金沢市湯涌温泉を事例に」が優秀賞を受賞。また、「大学生のLINE疲れと既読機能の関係性 ―利用方法とLINE疲れに関するアンケート調査からみる原因と対策方法」と、「「検索」の社会学 ―「情報行動」から見た検索エンジン」の2本が教育賞を受賞することができました。

なお、3回生は論文部門(2回生以上の部)で、5名のゼミ生による共同研究「なぜ街に落書きするのか ―アメリカ村におけるグラフィティの現地調査を通じて」が教育賞を受賞。このグループは昨年12月のゼミナール大会で最優秀賞を受賞しました。

立命館に移ってから昨年度が初めての卒論指導で、まだまだ課題は残っていますが、相応の結果がついてきているので喜ばしく思っています。残念ながら受賞を逃した皆さんも、たいへんお疲れさまでした。

このブログの運営についても試行錯誤が続いており、今年度は立て直しを計りたいと思います。

今年度もよろしくお願い申し上げます。

2015年1月12日月曜日

【公開研究会】1/28(水)「ラジオ・アートの思想と実践」(於:京都・HAPSスタジオ)


1月28日(水)の夜、「京都メディアフォーラム(Phase II)」第17回例会として、ラジオ・アーティストの毛原大樹(けはら・ひろき)さんとともに、「ラジオ・アートの思想と実践」についてお話しします。立命館大学飯田豊ゼミと共催のイベントです。

毛原大樹さんは2005年から「自由ラジオ」や「ラジオ・アート」等の電波メディアに興味を持ち、現在は京都・東山のHAPSスタジオ(元新道小学校・音楽室)を拠点に、使われなくなってしまったアナログのラジオ受信機やテレビ受像機、ビデオデッキなどの古いメディアを活用した制作やワークショップを展開しています。また、全国各地で微弱電波を使った文化的な活動をおこない、話題性のある商店街振興策などを打ち出している気鋭のアーティスト。今年の2月には、京都芸術センターで開催される『映像芸術祭 "MOVING2015"』への出展が予定されています。

今回は、毛原さんのスタジオを会場として、微弱電波を用いたアナログの放送(=ミニラジオ)を実際に体験しながら、例会を進行します。ご自身の実践活動を紹介いただきながら、メディア技術史の知見も踏まえて、一見すると前時代的な道具を新しいメディアとして捉えるラジオ・アートの可能性を考えます。

マスメディアとしての放送は、常に受信と送信の立場が固定的で、送信する側に立つのは難しいのに対して、受信するのは極めて容易です。ミニラジオはその関係が完全に逆転しているという点で、マスメディアとしてのラジオに対する批評的な営みといえます。この例会もまた、話し手と聞き手の区別なく、ゆるく進めたいと思います。

テーマ:「ラジオ・アートの思想と実践」

話題提供:毛原大樹(ラジオ・アーティスト)、飯田豊(立命館大学産業社会学部准教授) 
日時:2014年1月28日(水)18:30〜20:00(18:00からスタジオ見学が可能です) 
会場:HAPSスタジオ(元新道小学校・音楽室) 
参加費:無料 
アクセス:京都府京都市東山区小松町130  
※ 建物入口が施錠されますので、18:45以降にお越しの方は、入口の貼り紙に記載された電話番号にご連絡ください。 
主催:京都メディアフィーラムⅡ、立命館大学飯田豊ゼミ

  



2014年11月2日日曜日

アニメ聖地巡礼のフィールドワーク(花咲くいろは/ぼんぼり祭り)

 こんにちは、3回生の青木です。

 10月11日(土)、4回生の桑山先輩のお誘いにより、3回生堀井さんと3人で石川県金沢市の湯涌で行われる「ぼんぼり祭り」に参加し、聖地巡礼のフィールドワークをおこないました。

 桑山先輩と堀井さんが研究テーマに掲げている「聖地巡礼」とは、映画やアニメ、漫画の舞台やモデルとなった土地を訪ねることです。今回私たちが聖地巡礼として訪れたのは、P.A.WORKSさんが制作されたアニメ『花咲くいろは』の舞台となった金沢市の湯涌です。

 『花咲くいろは』とは、借金をつくった恋人と夜逃げした母のもとを離れ、祖母が経営する喜翆荘で、仲居見習いとして働きながらお世話になることになった主人公・松前緒花が、様々な経験をしながら成長していく姿を描いた物語です。そして「ぼんぼり祭り」は、アニメ放送の最終回で主人公たちが参加するお祭りであり、これは本来、湯涌では行われていない架空のお祭りでした。しかし湯涌では、アニメをきっかけとして「ぼんぼり祭り」を本当に開催するという、予想外の動きがありました。これは非常に革新的で興味深い事例です。

 私たちは初めての参加ということで、前日に下見を兼ねて湯涌を訪ねました。まだ巡礼者がほとんどいなかったこともあり、とても落ち着きのある自然豊かなところで、アニメを知らずとも観光地として満足できるような空間を持っている、という印象を受けました。この日はアニメの風景と比較をしながら、旅館秀峰閣さん・湯涌稲荷神社・玉泉湖などを巡り、ありのままの湯涌を味わいました。




 ぼんぼり祭り当日。私がここで得た最も大きいものは、人とのつながりでした。湯涌に向かうバスの中で、翌週のゼミにゲストスピーカーとして来てくださる予定だった女装家のあしやまひろこさんと偶然お会いし、また、『花咲くいろは』を観て人生観が変わったという方などとも交流しました。そしてそのバスでの会話を聞いていた、と声をかけてくださった聖地巡礼研究をする大学生さん。橋の上で出会った、聖地巡礼犬として知られる柴犬ちょこちゃんと飼い主のかずさん。かずさんには、聖地巡礼の経験が豊富な方々を多く紹介していただき、非常にためになるお話を聴かせていただくことができました。

 快くインタビューに答えてくださったファンの方々もみな親切で、人の暖かさはもちろん、こうした聖地特有のコミュニティというものを強く感じました。こんなにも個性豊かな方々とつながりができたというのは、本当に予想外のことで、フィールドワークならではの財産です。

ぼんぼり祭りの参加形態もさまざまで、
  1. 物販開始時まで並んで、グッズを購入したら帰る
  2. ステージよりも祭りや聖地そのものを見ることを重視する
  3. アニメは知らないが声優のステージなどを見に行く
  4. コスプレをして練り歩く、写真撮影をする
  5. 何度も来ているので特に目的はないが、聖地巡礼関係の友人に会うために行く
  6. アニメや聖地のことは全くわからないが、近いので見に行く
などのパターンが、インタビュー等から見て取れたように思います。私が思っていたより様々な楽しみ方があるようです。

 今年は声優等のステージが金沢大学で行われていたため、夕方まではあまり人がいませんでした。インタビューを行いつつ屋台を満喫し、私たちはぼんぼり祭りの最後に行われる、のぞみ札のお焚き上げも見ることができました。アニメの情景がリアルに再現されるとともに儀式としての神聖な空気が醸し出されており、神秘的でした。




 インタビューの回答者で、とても心に残る一言をくださった方がいました。

「特に普段連絡を取り合うようなことはないけれど、毎年ぼんぼり祭りに来るとみんなに会えるので、同窓会のような気持ちで来ている。」

 現実のぼんぼり祭りは、ただのアニメの模倣ではなかったように私は感じています。アニメと関係なく一度来ればリピーターになるな、と納得するほどの地域が持つ本来の力と、ファンによって作られた独特のコミュニティが創り出した、すばらしいイベントでした!

2014年10月21日火曜日

【研究紹介18】SNSと自己演出(金治くん)

 3回生の金治です。
 私の研究テーマは「SNSと自己演出」です。先行研究ではTwitterの「個人にあった情報を集める特性の活用」といった内容はよく目にするのですが、追跡(フォロー)と被追跡機能からのユーザー同士の関係性とその影響の研究はあまり行われていないように感じます。「SNSは自身が他人にどう見られるかを演出するための装置」という前提からユーザーのSNSの活用事情を研究します。ぱっと思い浮かばないかもしれませんが例えば、友人に「自身をリア充として見てもらうため」に楽しげな写真をアップロードすることなどが挙げられます。Twitterならアカウント一つフォローすることでも、アカウントへの興味がフォロワーの自身に対するイメージが崩れてしまうと危惧しているユーザーもいるかもしれません。そういったSNSの「自分を他者にどう見てもらうのか」という自己演出事情を研究していきます。よろしくお願いいたします。

2014年10月20日月曜日

【研究紹介17】SNSとテレビ視聴(岩城さん)

 3回生の岩城です。
 私は視聴者同士が同じ放送コンテンツを観ながら、 Twitter や FacebookなどのSNSでリアルタイムに会話したり、体験を共有したりする”ソーシャルビューイング”について研究しようと考えています。かつてお茶の間で家族揃って談笑しながら観るのが一般的だったテレビですが、インターネットやワンセグの普及によってパーソナルな視聴スタイルへと変化し、そして昨今ではSNSを通じてみんなでテレビを観る時代へと突入しています。
 あなたもテレビを観る際、SNSを眺めながら、つぶやきながら視聴していることがありませんか?「バルス祭り」に参加したり、ワールドカップ開催時にゴールの喜びをSNS上で分かち合ったりした人は少なくないのではないでしょうか。
 SNSの登場により私達の視聴スタイルの変化はもちろん、テレビ番組の制作サイドから私達視聴者へのアプローチの仕方も変化・多様化したように感じます。そこで視聴者側の変化、そして制作側の変化の両側面を研究した上で、SNSとテレビ視聴の今後の可能性について探っていきたいと思っています。

2014年10月14日火曜日

ゼミ募集関連情報

(1)クラス別ガイダンス

 10月15日(水)、16日(木)の昼休み、以学館44号教室にて実施します。

(2)個別面談 

 希望者は募集要項に記載のメールアドレスまでご連絡ください。 

(3)ぜみねっと

 10月14日(火)、15日(水)、16日(金)の全3日、参加します。

(4)ゼミ公開 

 10月9日(木)、16日(木)の5限、以学館37号教室にて実施します。


2014年10月12日日曜日

【研究紹介16】インターネットに媒介された情報の信頼感に関する研究(渡辺くん)

 3回生の渡辺です。私は消費行動を軸に、インターネットの発達による情報への信頼感の変化を分析したいと考えています。食べ物や家電など、何をとってもネット上には口コミが蔓延しています。通販サイトのレビュー記事や、見知らぬ人のブログやSNSなどの多種多様な情報と、実際の友人や店員などの声を照らし合わせながらモノを買ったという経験は誰しもが有ることではないでしょうか。ネット発達以前、「マスコミ」と「対面的な口コミ」しか無かった時代と、現在との変化を探っていきたいと思います。